カラマツの芽吹き

 工房の前の唐松はすでに若葉が出そろって爽やかな緑葉が風にそよいでいます。標高1100mの自宅付近の唐松はまだ写真のような状態で猛烈に力を蓄えて一気に緑葉になろうとしています。 クローズアップするとパイナップルのような固まりがはじけて写真のようなサボテン状態になります。そのイガイガの淵がピンク色にになっており薄緑と絶妙なコントラストを創っていて、じつに美しい春色を演出しています。 この状態はほんの一瞬で、アッと言うまに針状の緑葉になってしまいます。唐松は垂直に成長するため樹高があって、芽吹きのクローズアップがなかなか難しい樹ですから、若木を見つけて観察してみて下さい。ただし今年はもうそろそろ全て緑葉が出揃う感じですから来年のお楽しみですね。