雪かきの楽しみ方-1

この連休は二日連続の雪で、かなりの積雪でしたが本日の好天でずいぶん融けて軒のツララが何本も成長しました。さて前回のお約束、どのように雪かきを楽しむかなのですが、写真のように雪かきで壁になった部分に凹面を彫り込み、その中にローソクを入れ灯します。ご覧のように幻想的な世界が出現し、いつも寒さを忘れてしばし見つめてしまいます。 雪かきの段階でどこに壁を作るか、凹面の位置を考慮しての作業はなかなか楽しいものです。幽玄の世界を作り出せるのはこの季節だけの楽しみですから。ただし、この時期この時間帯にはほとんどお客様はお見えにならないので誰にも見て頂けないのは残念でなりません。 何方かの『ワーキレイ!』との感嘆の声を期待しつつ一人で見入っているのは若干むなしさがありますが、凝りもせず毎年やってしまいます。では、次回また違った楽しみ方をご紹介しましょう。